サッカー戯言コラム -23ページ目

J1 神戸 トルシエに蹴られる

神戸の来期監督にほぼ内定的だった前日本代表監督フィリップ・トルシエ氏が一転、フランス1部リーグの名門マルセイユの次期監督になる可能性が高い事が明らかになった。

理由としては、マルセイユの監督が成績不振で辞任する時に「次期監督はフィリップが相応しいだろう」と言う発言をしたためである。又、本人も高額な年棒より地元での名声を望んでいるとの事である。

神戸としては、やぶから蛇といった感じだろう。しかし、代わりには元ブラジル代表監督で清水、ヴェルディでも監督を務めた経歴のあるレオン氏が有力とされている。

これで三木谷社長も分かっただろう。"お金を積むだけでは仕方ない"ということを。3回にも渡ってお送りしてきた今回の件だが、なんかすっきり解決する気がしないのは私だけでしょうか?

過去のコラム。速報編続報編

toto 大予想

11/28 1 浦和 - 広島
出場停止:吉田(広島)

11/28 2 市原 - 磐田
出場停止:結城(市原)

11/28 3 東京V - 横浜M
出場停止:平本(東京V)

11/28 4 新潟 - C大阪
出場停止:ファビーニョ(新潟)ラデリッチ、千葉(C大阪)

11/28 5 清水 - 神戸
出場停止:なし

11/28 6 名古屋 - 鹿島
出場停止:新井場(鹿島)

11/28 7 G大阪 - F東京
出場停止:ジャーン(F東京)

11/28 8 大分 -
出場停止:原田、吉村(大分)永田(柏)

11/27 9 仙台 - 横浜C
出場停止:セドロスキー(仙台)

11/27 10 山形 - 福岡
出場停止:なし

11/27 11 大宮 - 京都
出場停止:金澤(大宮)斉藤(京都)

11/27 12 甲府 - 札幌
出場停止:

11/27 13 鳥栖 - 川崎
出場停止:朝比奈、佐藤(鳥栖)

トルシエ監督就任 続報

三木谷さん"やきゅつく"の次は"サカつく"かい?

速報はこちらから。

ヴィッセル神戸の三木谷社長がまた、巨額の"ポケットマネー"を日本スポーツ界に投入する。プロ野球界には球団1つ作成、バスケットボール界ではメインスポンサーも視野に…次は、サッカーです。先日お伝えした通り、前日本代表監督のフィリップ・トルシエ監督を自球団に招聘したそうだ。その年棒は1億3000万とお伝えしたが、今日になって6億7500万円になる事が判明した。欧州でも、数人しかいない破格の値段での契約となった。ここまで来ると、慈善事業とも思えてくる。トルシエに6億払うのならば、欧州の峠を超えた選手をつれて来た方がよっぽど役に立つと言う事は"つくろう"シリーズが好きな子供でも分かるだろう。

しかも、噂によると2002年のワールドカップの主なメンバーを獲得し神戸を2002年のワールドカップメンバーにしようと考えているそうだ。主なメンバーとは、"フラット3の申し子"G大阪の宮本、"守護神"名古屋の楢崎、"グアルディオラ"戸田などである。そして、森岡、市川などの清水組も獲得しようと考えているそうな。

総額10億円とも言われる今年の補強。これで来年J2落ちしたらどうするの?
個人的には来年の夏あたりに"トルシエ解任"などとスポーツ紙に載るような気がしてならない。ゲームと違ってリセットボタンは効きませんよ。

J1 神戸 トルシエ監督就任へ

J1所属のヴィッセル神戸は、前日本代表監督フィリップ・トルシエ氏に就任要請をしYESの回答を得たとの事。年棒は破格の1億3500万円。

8月にカタールの監督を解任されて以降、同氏は欧州での采配を希望していたが、面接試験等で落選し神戸入りをほぼ確定させたとの事。契約期間は不明だが、長期の采配もあり得るだろう。

日本代表監督時には、DF3人にラインディフェンス"フラット3"を徹底させ日本代表をアジアカップで優勝やコンフェデレーションズカップで準優勝、日韓ワールドカップではトルコに破れベスト16に終わったが初の決勝トーナメント進出を果たすなど、日本での実績は高い。

イル○ンの2の舞にならないようになってもらいたいと思う。
来年には赤鬼トルシエが見たいものだ。
そういえばトルシエの横にいたダバディさんの事しっている人います?

J1 14節 柏VS浦和 ~日立柏~

ホームに詰め掛けたサポーターの目の前で残留を決めたい柏レイソル。チャンピオンシップの為に勝って流れをつかんでおきたい浦和レッズ。両チームとも勝ちたい試合。しかし、前節ステージ優勝を決めた浦和は、主力7人を温存した。

スタメン
柏レイソル

GK 南 雄太  
DF 波戸 康広  
DF パラシオス  
DF 永田 充  
DF 近藤 直也  
MF 明神 智和  
MF 大谷 秀和  
MF 増田 忠俊  
MF 大野 敏隆  
FW 山下 芳輝  
FW 玉田 圭司

浦和レッズ

GK 都築 龍太  
DF 室井 市衛  
DF 堀之内 聖  
DF 内舘 秀樹  
MF 鈴木 啓太  
MF 酒井 友之  
MF 平川 忠亮  
MF 岡野 雅行  
FW 田中 達也  
FW 永井 雄一郎  
FW エメルソン

試合内容

前半04分 室井市衛が左サイドのCKに足で合わせてゴール0‐1

後半05分 エメルソンが永井のスルーパスからゴール0‐2

後半17分 田中(達)からのパスをフリーで受けて落ち着いてきめる。オフサイドかと思ったが、フラッグはあがらず。0‐3

後半19分 清水戦でJデビューをした横山投入。鈴木OUT

後半24分 浦和、現役高校生大山を投入。岡野OUT

後半38分 クリアボールをからの神のようなドライブシュートが南の真上を越えてゴール。0‐4 浦和、小林Jリーグ初出場。酒井OUT

試合総括
柏にも決定的なチャンスが何度かあったが、都築のファインセーブなどで浦和は防ぐ。そして、浦和は決定的なチャンスをたくさん作り、きっちりと決めた。前半は、元気のなかったエメルソンもそのチャンスに目が覚めたのか、後半開始後に目が覚め後半だけでハットトリックを決めた。

柏は、永田がレッドカードで退場したのが痛かった。しかし、南が勝手にオフサイドとセルフジャッジをしてエメルソンに抜かれ危うくゴールと言うシーンがあった。筆者は、エメルソンが早すぎて追いつかないと諦めたのかとも思った。普通だったらオフサイドの可能性があっても追うだろ。少なくとも呆然とは見ていない。そんなんだから代表の第3GKにも呼ばれないんだよ。信じられないプレーだった。

Jリーグ試合結果(toto予想対象試合)

11/23 01鹿島 1 - 0 東京V
結果:
11/23 02 柏 0 - 4 浦和
結果:
11/23 03 F東京 3 - 3 市原
結果:×
11/23 04 横浜FM 1 - 2 新潟
結果:×
11/23 05 磐田 1 - 2 G大阪
結果:
11/23 06 C大阪 2 - 1 清水
結果:×
11/23 07 神戸 2 - 1 名古屋
結果:×
11/23 08 広島 0 - 0 大分
結果:×
11/23 9 札幌 0-1 大宮
結果:
11/23 10 水戸 2-2 山形
結果:×
11/23 11 川崎 4-2 甲府
結果:
11/23 12 横浜C 3-2 湘南
結果:×
11/23 13 京都 2-1 仙台
結果:×
結果13戦5勝8敗だった。今回の1等は4本14,595,756円。

toto 大予想

11/23 1 鹿島 - 東京V
出場停止:なし

11/23 2 柏 - 浦和
出場停止:山田、長谷部(浦和)

11/23 3 F東京 - 市原
出場停止:斉藤(市原)

11/23 4 横浜M - 新潟
出場停止:なし

11/23 5 磐田 - G大阪
出場停止:伊藤(G大阪)

11/23 6 C大阪 - 清水
出場停止:なし

11/23 7 神戸 - 名古屋
出場停止:高木(神戸)大森、吉村、クライトン(名古屋)

11/23 8 広島 - 大分
出場停止:リカルド(広島)

11/23 9 札幌 - 大宮
出場停止:森田(大宮)

11/23 10 水戸 - 山形
出場停止:なし

11/23 11 川崎 - 甲府
出場停止:久野(川崎)

11/23 12 横浜C - 湘南
出場停止:なし

11/23 13 京都 - 仙台
出場停止:なし

浦和レッズの強さ 第3弾

浦和レッズ。連載第3回目です。 3日目の今日は

3)快速3トップが強い浦和レッズ

浦和レッズの顔と言えば3バックの高さも捨てがたいがやはり快速3トップだろう。最近の試合では、田中(達)とエメルソンが2トップで、右サイドハーフに永井と言う形が多い。この3人の特徴を挙げてみたいと思う。

1)ミスターレッズ、福田の背番号を受け継いだ永井。 彼はFWの中で身長が最も高い選手。しかし、ヘディングをしているシーンを見たことがない気がする。東京V戦では、ハットトリックを決めるなど得点力も持ち合わせた選手。ドリブルが得意で、サイドに切れ込みクロスを上げることもある。

2)若きストライカー 田中 達也 相手陣内をちょこまかと動きまわり相手DFを翻弄する選手。ドリブルで持ち込むことも多い。アテネ五輪では、1度もスタメンとして使ってもらえず、自身もスランプに陥っていたが、シーズン中盤から息を吹き返しはじめた。今後の課題は、シュート力の強化だろう。

3)浦和が世界に誇る名ストライカー エメルソン インテルを始めとする欧州各国のクラブチームから10億円とも言われるオファーが来るほどの選手。しかし、彼は浦和を愛しておりオファーをことごとく断ってきた。又、帰化をして日本代表入りと言う話もあるほど。彼のプレースタイルはドリブル。サイドでボールをもらってDFを置き去りにして中に切れ込みシュートと言うことが多い。縦のスピードも非常に早く、Jリーグの並のDF1人ではとても対応できない。テクニックも非常にあり、エラシコでDFを抜いたり、エメダンスと言われるフェイント(ボールを足の裏で引き寄せDFが喰らいついたらそのボールを前に出して抜く)でDFを困らせたりしている。相手はファールをするしかないのか、披ファール率は彼がチーム1だろう。最近では、主審に文句を言ってカードをもらうと言うこともなくなり、1st.ステージでは5枚のイエローをもらった彼も2nd.ステージではたった1枚となっている。

この3人は連携が非常に良い。そのために、リーグ1位の総得点が生まれている。この彼らが活躍している限り、浦和がJリーグのお荷物と呼ばれる日はやってこないだろう。

浦和レッズの強さ 第2弾

浦和レッズの優勝は決まった。このチームの優勝が決まるまでの軌跡を3日間に渡って書いている第2弾である。

2)戦術理解の深さ

浦和のDF陣(アルパイ、ネネ、闘莉王)は攻撃参加が大好きである。FW陣には足りない高さがあるため、コーナーキック時には3人共が上がってしまう事が多い。しかし、そのままではカウンターをまともに食らってしまう。そこは、戦術理解が強く、コーナーキック時にはボランチの選手(啓太)がCBの代わりとなる。それでほとんどのピンチを切り抜けている。それで、チーム失点リーグ最小という記録となって残っているのである。

次、頻繁に行われるサイドチェンジである。MF、FWは左サイド、右サイドの区別なく走り回る。相手のDFは、誰をマークすればよいのかが分からないだろう。そうしているうちにJ最速FWがゴールを決めているだろう。達也とエメの連携は最高の物なのだから。

最後は、確実にプレッシングをしている事ですね。中盤はもちろん、エメルソン、田中達也、永井の高速3トップからもプレスを行い、奪って得点をすると言うシーンがいくつかありました。

このようにサッカーの基本を貫く事が浦和の超攻撃型サッカーが現実のものとなっているのだろう。

浦和レッズ 念願のステージ優勝。

Jリーグ開幕以来12年間という長い間1度もリーグ優勝したことはなく、1度J2降格も味わった。「Jリーグのお荷物。」と揶揄された事もあった。そんなチームの思い出がたくさん詰まった駒場スタジアムに大量の紙吹雪が舞った。その中、浦和レッズの選手達がピッチの上に現れた。舞っている紙の量は新聞紙100000冊分。約2トンである。筆者にはとても感動的だった。

そんな紙ふぶきの残る中で試合は開始された。試合は優勝決定戦にらしからぬ内容だった。名古屋のDF陣全員にイエローカードが出され、しかもクライトンと大森がレッドカードで退場するなどピリピリしたムード。浦和が2人多い11対9になった。しかし、後半優勝が見えてきたのか、浦和のDFラインが固くなってしまい、2失点。浦和はエメルソンのPKで1点を返すのがやっとだった。

しかし、ガンバ大阪が横浜Fマリノスに敗れ、勝ち点差7が変わらず、残り試合2では追いつかなくなり、優勝の可能性が消えたため浦和レッズの悲願の優勝がきまった。