サッカー戯言コラム -20ページ目

やったぜ ザスパ

15日に、天皇杯第5回戦2日目、2試合が行われた。
組み合わせは以下の通り

ザスパ草津 VS 横浜Fマリノス (仙台)
湘南ベルマーレ VS 浦和レッズ (岡山)

横浜と浦和はCSから3日と言う強行日程のなか行われた。

横浜はDF2人を召集されてベストイレブンを組めない状態。(下記)

スタメン
GK 
榎本 哲也

DF 
田中 隼磨
栗原 勇蔵
那須 大亮
ドゥトラ

MF
佐藤 由紀彦
大橋 正博
奥 大介
山瀬 幸宏

FW
山崎 雅人
安永 聡太郎

この横浜に挑んだのが来期にJ2に昇格するザスパ草津。このチームは、元日本代表や元Jリーガーなどをよせ集めたチーム。4回戦でC大阪を破って5回戦に上がってきたいわば下克上で成り上がって来たチームだ。

 しかし、Jリーグチャンピオンは試合開始からザスパの組織的なディフェンスに攻めあぐねた。そして前半29分に最初の奇跡が起きた。宮川のゴール。そして前半が終了。この時点では誰も予想だにしなかった草津リード。

そして、後半が始まった。しかし、後半に2人が謎の退場。38分には奥に同点にされてしまった。

が、ザスパはここで終わるようなチームではなかった。9人のまま延長に突入。一進一退の攻防が続く。延長前半11分に奇跡は起きた。クロスが横浜DFに当たってはね返った。そのこぼれ球をMF依田が左足で押しこんだ。

試合後、横浜FMの岡田監督は「まさか負けるとは思わなかった。」とコメントした。

温泉街で働きながら戦う草津の選手たち。そんな草津の次戦は東京ヴェルディ。ここも撃破してベスト4だ。

エメルソン 大遅刻

報知プロスポーツ大賞の表彰式が14日に行われ、Jリーグ部門で浦和レッズのエメルソンが受賞した。

出席予定の授賞式に本人は大遅刻。終了間際に現れて、普段着のまま、壇上に上がると「みなさん、こんばんは。本当にごめんなさい」と日本語で語りだした。遅刻の理由は、過密スケジュールによってボロボロになってしまった左ひざの通院のためだった。

毎年のようにシーズン最初に集合に遅刻して罰金を取られているエメルソン。来期の集合だけは遅刻しないように。

日本 人工芝 購入も?

日本サッカー協会(JFA)は、来年6月に行われるワールドカップアジア最終予選の北朝鮮戦が日本にはないドイツ・ポリスター社製の人工芝のピッチで行われる可能性が高い事を受け、JFAが人工芝を日本に輸入する事を視野に入れている事が判明した。芝は一般的な物を使うと7500万円(日本のピッチの標準的な大きさ)となる。そこに工事費が付くと1億円程とみられる。人工芝のピッチはJFAでも地方大会では許可しており、実際に芝の発育が難しいところやJリーグの練習場などでも使用されている。維持費がかからないのもメリットだ。

JFAは、ワールドカップ出場の為にはいくらでも積むつもりだ。

図は人工芝のピッチの使用例。

浦和 タイ代表と対戦か?

浦和レッズの犬飼社長が早くも来期の構想を打ち出している。来年2月にタイにて、タイ代表とのテストマッチが予定されている事が14日に明らかになった。

現在タイ代表はFIFAランキング72位(205チーム中)で、決して弱いチームではない。又、浦和も今シーズン2位と言う好成績を残しているだけに良い勝負が期待できる。浦和も数日タイにてキャンプを張る事が予想される。

日本のクラブチームはどこまで強いのか。楽しみな1戦となりそうだ。

バロンドール 決定

13日に、バロンドールが発表された。欧州最優秀選手に選ばれたのは、シェフチェンコ。2位にデコ。3位はロナウジーニョだった。

バロンドールは、欧州各国のサッカー記者の投票で選ばれるものでサッカー選手として最高の栄誉である。

2004 Jリーグアウォーズ

2004年最後のJリーグの行事であるJリーグアウォーズが13日に横浜アリーナで行われている。司会はウイイレでもおなじみのジョン・カビラ氏。当ブログではその模様を中継する。

各賞の受賞者は下記の通り。

ベストピッチ賞:日本平スタジアム(清水)

join賞:浦和レッズ アルビレックス新潟

最優秀主審賞:吉田 寿光(SR)

最優秀副審賞:柴田 正利

フェアプレー個人賞:高木 義成(東京V) 下田 崇(広島)

最優秀新人賞:森本 貴幸 (東京V)

得点王:エメルソン (浦和)

最優秀監督賞:岡田 武史 (横浜FM)

ベストイレブン:
GK 土肥 洋一 (F東京)

DF 闘莉王 (浦和) 

中澤 祐二 (横浜FM)
 
ドゥトラ (横浜FM)

MF 長谷部 誠 (浦和)
 
奥 大介 (横浜FM)

遠藤 保仁(G大阪)

小笠原 満男(鹿島)

FW エメルソン(浦和) 

マルケス(名古屋) 

大黒 将志(G大阪)

最優秀選手賞:中澤 祐二 (横浜FM)

以上

最優秀主審賞は妥当に選ばれた。
得点王エメルソンは浦和ステージ優勝の原動力だった。
最優秀監督賞はCSの結果が大きかっただろう。
ベストイレブン。GKはナビスコ優勝の立役者でMVPの土肥で妥当。
DFはCSでも大活躍し、榎本にJ最小失点GKに貢献した中澤とドゥトラ、浦和の魂闘莉王が選ばれた。MFは代表などでも活躍した遠藤、小笠原の他に、長谷部と奥が選ばれt。FWは得点王エメルソンと3位のマルケス、日本人1位の大黒が選ばれた。
最優秀選手賞は横浜FMの中澤が選ばれた。代表や横浜の成績を考慮しての事だろう。

今年もJが終わった。年越しまでは天皇杯や、移籍情報を楽しみたい。


天皇杯 5回戦 第1日

天皇杯5回戦6試合が12日に行われた。

試合結果は以下の通り

東京V 2-1 名古屋グランパスエイト
鹿島 v3-2 川崎F
横浜F 0-5 G大阪
大宮 3-6 F東京
札幌 1-0 大分
群馬 1-2 磐田

東京Vが大方の予想に反し勝利。
鹿島は川崎に苦戦、Vゴール勝ち。
G大阪は大黒が大爆発。5ゴールの活躍。
F東京-大宮は乱打戦をF東京が制した。
札幌は大分を打破。シーズン中に見られなかった快進撃。
磐田はJFL相手に苦戦も勝利した。

残りはCS出場の2チームの2試合で、15日に行われる。

入れ替え戦 柏 VS 福岡

Jリーグの入れ替え戦第2戦が12日、柏レイソルのホーム日立柏サッカー場で行われた。第1戦のはこちらから。第1戦は柏が0-2で勝ち折り返した。アビスパは今日3点以上をつけて勝たないと昇格ができない厳しい戦い。柏は1点差の負けまで許されている。

試合は、後半12分、16分と立て続けに柏がゴールを奪いJ1残留を決めた。その結果2試合で柏が4-0と勝利しJ1残留を決めた。

CS 浦和 VS 横浜FM 詳報

最後のチャンピオンシップ第2戦が始まった。試合前からサポーター同士ののチケット争奪戦や応援の下準備といった熱い戦いが始まっていた。

試合予想はこちらから。

試合は、浦和レッズのホーム、埼玉スタジアム2002で7時30分キックオフで行われた。試合前浦和レッズのゴール裏はPRIDE OF URAWAの人文字。これは、浦和レッズのヴィジュアル面で大活躍しているRosso Bianco Neroさんらの計画で行われた。(過去の1例)

前半は、筆者の予想通り浦和レッズが序盤から飛ばしていった。しかし、前半は松田や中澤、中西らを中心とした強力な守備陣の前に浦和は1点も取れずに終わった。エメルソンの調子が悪かった事もあるだろう。しかし、かなり攻め込んでいた浦和が後半に得点しそうな雰囲気はでていた。

そして、後半がはじまった。この後半で1点でもとらないとそのまま負けになってしまうので、必死に攻める浦和と1点も取らせまいとする横浜。一進一退の攻防が続いた。そして、後半31分浦和に決定的なチャンスが訪れる。田中(達)からのスルーパスにエメルソンが反応。エメルソンDF2人に囲まれながら突進、中西に倒された。主審の笛がなり、高々と示されるレッドカード。場所はPA前約24m地点。キッカーは三都主。壁は5枚。三都主が落ち着いてボールを蹴る。ボールはきれいに壁の隙間を縫ってゴールネットを揺らした。浦和レッズ待望のCSのゴールである。その後も闘莉王の枠内ヘディングシュートなどもあったが後半終了。延長戦に突入した。

延長は浦和の猛攻を1人少ないマリノスが防いでいく。しかし、浦和はゴールを割る事が最後まで出来なかった。そして、後半終了間際エメルソンが自分を見失って河合にプロレスラーも唖然のシャイニングウィザード(図)。もちろん一発レッド、退場。

結局PK戦に突入した。
この時点で筆者はある事を思い出してしまった。ナビスコ決勝FC東京VS浦和レッズ。東京が1人少ない状況。PKになった。これで優勝。という場面で浦和は負けてしまったのだ。明らかにナビスコの状況とかぶっている現在の状況。絶対に当たらないでくれと思う筆者。願う6万のサポーター。しかし、PKは榎本の活躍によって4‐2で横浜だった。

来年こそは、と思う筆者だった。

CS 第2戦 浦和 VS 横浜FM

Jリーグ最高峰の戦いであるチャンピオンシップ第2戦、浦和レッズVS横浜FMの試合が明日11日に行われる。第1戦は1‐0で横浜FMの勝利だった。過去のCSでは、例外なく第1戦に勝利したチームが優勝している。そこで、浦和レッズが逆転優勝する可能性と横浜FMの逃げ切り優勝する可能性両方をみてみたい。

まずは、浦和レッズの逆転優勝する可能性をみてみたい。浦和レッズが優勝する為には2点差以上の勝ちが必要である。その為にも序盤から飛ばしてくる事ご予想される。この形は浦和レッズのいつもの流れと言える。この場合の欠点としては後半に体力が足らなくなってしまう。そのために、前半に2点とりたいしして2点差を後半守りたい。前半に2点とれるかが浦和レッズ優勝の鍵となる。その鍵を開けるのはスペース探しの天才長谷部だろう。早いプレッシングからのカウンター攻撃の起点になれるかである。彼が奪ってからいかに鋭い決定的なパスを送れるかが鍵である。

次は、横浜Fマリノスが逃げ切る可能性を見てみたい。マリノスは引き分け以上で優勝がきまる。第1戦同様に3バック2ボランチで来る可能性が非常に高い。彼らは日本代表でボンバーヘッドと言われる中澤を始めとした代表クラスの高い守備力を誇り、Jリーグでも失点が少ない。その強さの秘訣は読みの良さと空中戦の強さだろう。彼らが2点を失うことはよほどの事がない限りないだろう。しかし相手はJ最高クラスのFW陣である。

筆者の予想は90分で1‐0で浦和。延長に突入すると読んでいる。その後は気持ちだろう。その点では浦和が有利かもしれない。なぜなら、Jリーグ最高のサポーターがついているのだから。